個人事業主が知っておくべき保険の話

個人事業主に必要な保険・保障は何でしょうか?

会社をやめて自分で事業を始めてから1年が過ぎました。事業としてはまだまだですが、普通の生活はできるようになりました。

そこで、家計の負担を減らすための殆どの保険をやめていたのですが、子どもも生まれたこともあり、保険を考えようと思っています。

個人事業主やフリーランスにとって必要な保障は何でしょうか?

確かに、社会人だと会社が加入している社会保険があるので会社で守られている部分があると思います。

個人事業主になると会社で保障してくれていた部分も踏まえてご自身で保険を考えなくてはなりませんね。

まずは、会社員の方と個人事業主の方の公的な社会保障の違いについて考えてみましょう。

健康保険について

会社員の方は、中小企業が多く加入する協会けんぽ(全国健康保険協会管掌健康保険)に加入しています。
会社員の場合は支払う保険料は一般的に、雇用者が半分、加入者が半分を負担しています。

個人事業主の方は、市町村が運営する公的な国民健康保険に加入します。
保険者である市区町村に保険料を納めることで保険に加入することができ、個人事業主の方以外にも、パートやアルバイトの人、または職場の健康保険などに加入していない人が国民健康保険に加入します。

年金について

会社員の方は、厚生年金の加入対象者であるので、会社員は国民年金保険料と厚生年金保険料の両方を納めて双方に加入していることになります。このため、満期時に会社員は国民年金に上乗せで厚生年金も給付されます。

個人事業主の方は、国民年金のみに加入することになります。国民年金は、20歳以上60歳未満の国民全保険料は定額で、2019年度の納付金額は月額16,410円です。満期時は国民年金のみの給付となります。

デメリット

健康保険でのデメリット

1支払う健康保険料が増える

会社員の場合は支払う保険料は一般的に、雇用者が半分、加入者が半分を負担しています。また、加入者本人と一緒に奥様など扶養家族も加入することができます。

個人事業主の方は、会社員とは違い夫婦であればそれぞれが加入る必要があり、全額自己負担となります。

2保障が下がる可能性

病気やケガで休業している時に、ある程度の金額が支給される傷病手当がありませんので、休業すると無給になってしまいます。

傷病手当金は、病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度で、病気やけがのために会社を休み、事業主から十分な報酬が受けられない場合に支給されます。傷病手当について

年金のデメリット

1支払う年金保険料が増える

会社員の方の場合は、厚生年金の保険料の半分は会社が負担してくれます。また、会社員の配偶者が扶養に入っている場合、「第3号被保険者」の扱いになり保険料を支払う必要がありませんので、奥様の国民年金の支払はありません。

個人事業主の方の配偶者にはこのような特例はなく、配偶者も国民年金の保険料を支払う必要があります。

2支給額が減る

会社員の場合は、国民年金と厚生年金のいわゆる2階建てになりますが、個人事業主の方の場合は、国民年金のみの年金支給になるため、会社員の方と比べると年金の支給は少なくなる可能性があります

また、遺族年金においても遺族厚生年金の方が広範囲の家族に支給されます。

厚生労働省によると、20歳から60歳まで全ての保険料を納付していた国民年金の加入者は、月額約6.5万円を満額として受給することができます。

しかし、厚生年金に40年間加入していた場合、月額約6.5万円の基礎年金と月額約9.1万円の厚生年金で、受給合計金額は約15.6万円となっています。

個人事業主が入っておくべき生命保険は何がいいの?

生命保険には様々な保険があり「個人事業主にはこの保険がよい」と一概に言えません。

がんの家系で気になるようでしたら、がん保険は入った方がいいかもしれませんし、
生命保険会社にも、個人事業者向けの所得補償できるものもあります。

ただし、割高になってしまう場合もあるので、自分が感じるリスクに合わせた保険の加入が望ましいと思います。

保険は余裕があれば入ると考える人も多いのですが、個人事業主は自分の身は自分で守らないといけません。

もしもを想定して、入っておくべき保険を考えていくといいでしょう。

まとめ

個人事業主の方の保障について、考えてみると会社員の方にはある「傷病手当」が無いので入院して働けなくなった場合の保障が無いかと思います。ですが「傷病手当」の保障は1年半程度ですので長期的に働けなくなった時の保障は会社員も個人事業主も変わらないかもしれません。

個人事業主の年金の受け取り金額が少なくなる部分については、個人年金保険などでしっかり対応したほうが良いと思います。

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