厚生年金保険とは?

給与明細から差し引かれている「厚生年金保険料」。無意識に支払っていますが、どんな制度が把握しきれていないこともありますよね。

そこで今回は、厚生年金保険制度についてご紹介します。

厚生年金と国民年金の違い

国民年金は基礎年金とも呼ばれており、20歳〜60歳までの日本国民全員は必ず加入することが義務付けられています。

一方で厚生年金とは、国民年金に追加して支給される年金です。株式会社などの法人の従業員や、5人以上の従業員がいる事業所に勤める人などが加入対象者です。

厚生年金の仕組み

  1. 現役世代である給与所得者から厚生年金保険料を徴収する
  2. 徴収した保険料を原資として、高齢者(受給年齢に達した人)に年金を支給する

この仕組みは国民年金も同じです。

重要なのは、「徴収された保険料は現在の高齢者の年金に使われる」ということです。支払った保険料が積み立てられて未来のあなたの年金になるわけではありません。ですから将来、支払った厚生年金保険料額よりも、受け取る年金額が少ないこともありえます。

保険料の決まり方

毎年厚生労働省が「厚生年金保険料額表」を発表しています。

その表にあなたの標準報酬月額を当てはめて保険料を求めます。

  • 標準報酬月額とは、4月・5月・6月の給与額の平均から算出される金額です。

例えば、標準報酬月額が30万円の人の令和2年1月の厚生年金保険料は54,900円で、そのうち半額である27,450円があなたの負担額となります。後の半額は会社が負担して支払います。

厚生年金保険料が免除されるケース

厚生年金を支払っている本人が出産する際、産前産後休業中の厚生年金保険料が免除されます。

出産する本人が会社に免除の申し出をしなければ免除となりませんのでご注意ください。

なお、この時の免除期間も将来年金額を計算される際には「保険料を収めた期間」として計算されます。

高齢でなくてももらえる年金について

厚生年金制度は高齢になった時以外にも年金が受け取れる場合があります。しかりと知識を蓄えて、もしもの場合に備えてください。

障害年金

厚生年金に加入している間の病気や怪我が原因で障害が残った場合に支給される年金です。

遺族年金

厚生年金に加入している間に死亡したり、初診から5年以内(初診時に厚生年金に加入していればOK)に死亡した場合、死亡者本人によって生計を維持されていた家族に支給される年金です。

どちらも支給要件や支給対象者が細かく設定されていますので、気になる方は厚生労働省HPか会社の担当者にお尋ねください。

厚生年金保険料は現在の年金支払いに使われている

あなたが支払った保険料は、今の高齢者のための年金として使われています。ですから支払った保険料と同額の年金が将来もらえるわけではありません。厚生年金制度は高齢になった時に年金を受け取れるだけの制度ではありません。万が一の時の保障にも使われています。今後何かあった時のために、障害年金や遺族年金について覚えておいてください。

参考サイト

https://zuuonline.com/archives/184619
https://www.nenkin.go.jp/pamphlet/seido-shikumi.files/0000000011_0000028122.pdf

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