源泉所得税って、何の税金?どうに計算しているの?

給与明細などで目にする「源泉所得税」。しかし毎月給料から差し引かれているものの、何の税金なのかいまいちはっきりとご存じない方もおられるでしょう。 今回は「源泉所得税」についてご紹介いたします。

秩父保険の相談室

源泉所得税と所得税は何が違うの?

所得税とは、1年間の所得(収入–経費)に応じてかかる税金です。

給与以外にも、副業の収入や不動産収入などのほぼ全ての所得に対して課せられます。本来であれば、日本に居住する人の全てが、一人一人所得税を申告し、毎年支払う必要があります。しかしながら1億人以上に上る人全てが所得税を計算し、申告・支払いするのは難しいものです。「所得は全部使って所得税が払えない!」という人も出てくるでしょう。そこで考え出されたのが「源泉徴収制度」です。

源泉徴収制度とは、社員に給与を支払う企業が、毎月1/12程度の所得税を仮で徴収する制度です。支払う源が徴収するので「源泉徴収」と名付けられました。

この1/12程度徴収されている所得税が、源泉所得税と呼ばれています。

源泉所得税額の計算方法

給与

国税庁が毎年「源泉徴収税額表」というものを発表しています。

この税額表に当てはまる税額がそのまま源泉所得税額になります。

例えば

令和2年2月

給料–社会保険料の金額が30万円

扶養家族が1人の場合
源泉所得税は6,740円です。

源泉所得税額の求め方

  1. 源泉徴収税額表の「その月の社会保険料控除後の給与等の金額」から30万円が該当する行を探します。
  2. 次に、扶養家族の数を列から選択します。
  3. 行と列が交差する箇所の数字が今月の源泉所得税額です。

賞与

「源泉徴収税額表」に記載されている「賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表」を使用します。

例えば

令和2年3月に賞与–社会保険料の金額が50万円

2月の給料–社会保険料の金額が30万円

扶養家族が1人の場合

源泉所得税は30,630円です。

源泉所得税の求め方

  1. 前月給与–社会保険料等の額を計算します。
  2. 「賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表」に算出額と扶養家族数を当てはめて「賞与の金額に乗ずべき率」を求めます。
  3. (賞与–社会保険料等の額)×賞与の金額に乗ずべき率を計算すると、その額が源泉所得税額です。

年末調整で所得税額が決定する

毎年最終給与・賞与の支給が確定すると、年末調整を行います。

年末調整では、1年間の給与や賞与の総額、扶養控除、保険料控除などを計算して最終的な所得税額が決まります。

この時、それまで給与から差し引かれてきた源泉所得税の合計と、最終的な所得税額がぴったり一致することはそうありません。

そこで、本当の所得税額よりも源泉所得税を取りすぎていた従業員には、年末調整が終わった後に取りすぎた源泉所得税を返金します。

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