ドル建て保険って安全なの?ドル建て保険に入る時に知っておきたいこと。

消費税増税や、老後2000万問題、また銀行へ貯蓄するだけでは資産は増えないなどもあり、老後への不安から、資産を残すための投資を検討する人も増えています。

保険でも、資産になるための、ドル建て保険を進める保険屋さんもありますが、デメリットや問題も多くなっています。

実は、保険窓口ではなく、銀行窓口で販売される「外貨建て保険」をめぐり、契約者からの苦情が平成30年度に前年度比34・6%増の2543件に上っていると言う報告もあり、ドル建てや外貨建て保険は慎重に検討した方がいいでしょう。



現在、夫婦で終身保険の加入を検討しています。加入中の保険を乗り換え、新規に終身保険に加入したいと考えております。

保険屋さんに相談したところ、ドル建ての保険を勧められました。
ドル建ては為替の影響や、為替手数料がかかるなどのデメリットがあると説明はされましたが、よっぽどのことがないと元本割れもないとも説明がありました。

ドルなんて使ったことがないので、架空のお金のイメージです。だからなのか、漠然とした不安が残っています。
ニュースなどでもドル建て保険が問題になっているのを見ていたので「ドル建」と聞いて「余計に気が進まない。」と、ご相談にいらっしゃいました。


普通の保険でさえ、この保険は良い物なのか?と不安に思うのに、ドルの保険と聞いて更に「ほんとにこの保険は大丈夫なの?」と思われますよね。

むさしの保険の相談室でもお客様から相談を受けることがありますので、今回はドル建て保険について書きたいと思います。

保険の仕組みとドル保険のとは

保険会社は「一人は万人のために、万人は一人のために」という相互扶助の考えのもと設立されました。

このことから、保険に入っているお客様同士がお互いにお金(保険料)を少しずつ出し合い、万が一家族の大黒柱が亡くなったときなどに残された家族を支えようという。

という考え方と、

家族とお客様から預かった保険料を株式などで運用しお金を増やすことで将来の保険金などの支払いに備える。という2つ仕組みがあります。


通常、運用する際は、日本国債や地方自治体が発行する地方債、企業が発行する社債など極めて安全性が高いもので運用を行っています。

しかし、現在の日本は低金利が続き、保険会社が一定の利回りを確保したいために、支払う保険料も受け取る保険金も金利の良いアメリカ国債等で運用するドル建ての運用のものが多くなっています。

簡単に言うと、円建ての保険と仕組みは同じで、通貨のみがアメリカドル(米ドル)になっている保険の事です。

日本で販売されている保険ではありますが、アメリカの保険に加入するのと同じことだと考えられます

ドル建て保険の注意すべきこと

為替リスクがあります

ドル建て保険は、保険料・保険金・解約返戻金をドルで取り扱っているために、「円をドル」、「ドルを円」に交換する場合に、為替相場の変動の影響を受けるため、保険料・保険金・解約返戻金に変動(増減)が生じる場合があり損失が出る可能性があります。

為替手数料がかかります

日本円⇔外貨の両替において手数料がかかりますので、毎月の保険料の支払いにも為替手数料が発生してしていますし、保険金受取時にもドル→円に両替するために手数料が発生します。

為替のリスクとは

ドル建ての保険料を支払う場合は、基本的に「円」で行います。

例えば、保険料が100ドルの場合

  • 1ドル100円であれば、10,000円払う契約のものが、
  • 1ドル120円であれば、12,000円
  • 1ドル 80円であれば、 8,000円となります。

上記の様に為替相場の変動で支払う保険料に金額に変動があります。

また、保険金や解約返戻金を受取る場合は、「円」「ドル」で受け取れることが多くあります

例えば、保険金が50,000ドルの場合

  • 1ドル100円であれば、500万円受取れる契約のものが
  • 1ドル120円であれば、600万円
  • 1ドル 80円であれば、400万円となります。

上記の様に為替相場の変動で受取る保険金に変動があります。

しかし、50,000ドルの保険金は変わりませんのでドルで保有することができればいいという考え方もあるようです。

ドル建て保険のメリット・デメリット

メリット

  • 貯蓄性が高い
  • 運用先の金利が高いので保険料が安くなる
  • 円安の場合、保険金・解約返戻金にプラスがでる
  • 円高の場合、保険料安くなる

デメリット

  •  毎月の保険料が変動する
  •  円高の場合、保険金・解約返戻金にマイナスがでる
  • 円安の場合、保険料が高くなる
  • 円をドル、ドルを円に変える時に手数料(為替)がかかる

まとめ

ドル建ての保険、ドルで運用することは悪いことでは無いと思いますが、個人的には、毎月の支払いに変動があるのが、ちょっと気になります。

しかし、日本の低金利を考えればドルでの運用は夢のような金利だと思いますので、運用を主とした目的として行うのであればいいかなとも思います。

しかし、他の保険もそうですけど、結局は戻って来る時にどうなのか?が大切だと思います。大切なお金ですからしっかりと考えてから加入しましょう。

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