保険者とは?保険の仕組みと運営方法
秩父で生命保険の相談、見直しのお手伝いをしています。
むさしの保険の相談室の高橋です。
保険には一般的には使わない言葉が非常に多く、様々な用語が出てきます。
そんな保険用語での基礎的なことになるのですが、「保険者とは誰のことですか?」とよく聞かれることがあるのですが、
では「保険者」とは一体誰なのでしょうか?
保険に入っている人は多いのですが、保険会社はどのように運営されて、どのように収益を得ているのか?という事を知らない人も多いでしょう。
知っているようで知らない保険の用語は沢山あります。
この記事では、最初に知ってほしい保険用語の基礎知識「保険者」とは?を簡単にお伝えしたいと思います。

保険者とはどのような人をさすの?
保険者とは保険契約に基づいて、保険料の納付を受けて、保険事故が発生した場合に損害の填補または保険金の支払の義務を負う保険給付などのいわゆる保険事業を行うものを保険者と言います。
保険者を簡単にいうと保険を運営している者
わかりやすくいえば、生命保険であれば、生命保険会社が「保険者」になります。
保険者の役割とは?
保険者の役割は、保険商品を販売し、加入するお客様から保険料を徴収します。
その保険料が全て保険会社のものではなく、「共同財産」になります。
保険事故が発生した時にその徴収した「共同財産」から保険金が支払われるようになる。
このような仕組みを運営する役割が保険会社にあります。
どうやって利益を出しているの?
保険会社は徴収した保険金が丸々利益になるわけではありません。
では、一体どのように儲けているのでしょうか?
その儲けのからくりには、3つの利益があります。
それは、
予想より亡くなる人が少なかった収益(死差益)
予想より資産運用がうまくいった収益(利差益)
予想より運営費を抑えられた収益(費差益)
です。
死差益
保険会社では、過去の死亡率の統計をもとにして性別・年齢別の死亡者数を予測し、将来的に支払わなければならない保険金額を計算します。この計算に用いる率が「予定死亡率」です。
死差益とは、予測していた死亡数より少なかった時にでる差益です。
生命保険会社の収益の大半は死差益が生み出しています。
利差益
資産運用の実際の利回りが予定利率と相違する事によって生ずる損益のうち、実際の利回りが予定利率を上回る事を指します。一般に、予定利率は安全を見込んで低目に設定されている為、利差損をする事はほとんどありません。
利差益とは運用を行った結果、予測していた利回りよりも高い結果の場合にでる差益。
費差益
予定事業費率によって見込まれた事業費よりも実際の事業費が少なくて済んだ場合に生じる利益を指します。
費差益とは運営や管理などにかかった費用が予測よりも節約できた場合にでる差益。
まとめ
保険の仕組みや用語を理解することは、自分にあった保険を見つけるためにも非常に重要です。
しかし、保険用語はわかりにくいものが多く、多くの人はどんな意味なのか?
また、保険商品の内容などをよく精査せずに入ってしまっている場合も多いです。
わからないことはお気軽にご相談ください。
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