生命保険の責任開始日ってなに?契約日との違いを解説!
秩父で生命保険の相談、見直しのお手伝いをしています。
むさしの保険の相談室の高山です。
生命保険を契約するときに「契約日」という言葉や「責任開始日」という言葉が出てきます。
保険に加入するときによくわからないまま加入している方も非常に多いのではないでしょうか?
難しい言葉をそのままわからないまま加入してしまうと、もしかしたら加入者本人が損をしてしまう可能性もあります。
そこで、今日は、保険を加入する時の、「契約日」と「責任開始日について解説していきたいと思います。

生命保険の責任開始日とは?
責任開始日と言葉だけ見ると何か重々しさを感じてしまうので、え?なにかの責任を負わないといけないの?とビックリされる方もいると思います。
簡単に言ってしまえば、責任開始日は、生命保険会社が契約者に対して保険の責任が契約上開始される時期のことを言います。
つまり、保険金や給付金などを支払う責任が発生する時期ということになります。
なので、責任開始日とは、保険会社が引き受けて契約成立し保障が開始される時期を言います。
契約日とは?
保険の場合は、保険料を支払っても契約成立したことにはなりません。
契約者が申し込みをした生命保険の契約を保険会社が承諾して初めて契約成立となります。
つまり、契約日とは、保険会社が、契約者の保険内容を承諾して契約を結んだ日のことを言います。
契約日と責任開始日はなにが違うのか?
契約日は。責任開始日と同じ日になる場合や翌月1日になる場合など保険会社によって異なりますが、契約日と、責任開始日はなにが違うのでしょうか?
基本的には契約日と責任開始日は分かれていることが多いのですが、その理由は、保険会社が保険証券を発行する時間がある為です。
そして、その期間中にもし契約者である保険の対象となる人に万が一のことがある時にお金を払ったのに保険がもらえない!と契約上不利にならないように、契約日とは別に、保険会社が責任を負いますよと、責任開始日まで遡って保障が得られるようになっています。
なので、契約日は契約を結んだ日なのですが、責任開始日を別で設けて、保障がスタートする日を決めています。
まとめ
このように保険の用語は一見難しそうに見ますが、正しく理解すると、契約者の利益もきちんと守られるようにもなっています。
わからないことがあればそのままにせずに、しっかり確認することをオススメします。
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